2006.12.04
紅葉を追いかけ小豆島
目覚めたら五時五十分。もう日生のオリーブラインの始発には間に合わない。
時間的に姫路発の小豆島急行フェリーなら間に合うので出撃することにする。
まだ外は真っ暗である。そそくさと準備をして出発・・しゅ・・あれ?
エンジンが掛かりません。(T▽T)
さすが最低気温 2 ℃。始動性悪化中のシグナスじゃさもありなん。
そのうちセルも終わったのでキックキックキーーーーーック!!
五分掛けてやっとこさ始動。こんな時に勘弁して頂きたいモンである。
しかも、玄関開けたら五分で汗だく!最低や。(笑
六時十五分発。
初っ端からけっ躓いたので最短路をかっとんで行く。朝食後回し。
六時五十分、姫路港のフェリー乗り場到着。ガラガラである。
ヘルメット被ったまま切符買って朝飯買ってトイレ行って乗船。
客室は、たこフェリーよか広いやね。感覚的には宇高国道フェリークラス。
七時十五分、定刻通り姫路港を出航・・・しゅ・・・
大型貨物船が港の出口で転回中にて通れません!!このバカチンが!!
10 分ほどノロノロした後、出力いっぱい 120 % (徳川機関長風)ってな塩梅で
家島行きフェリーや小型貨物船をグングン引き離す。なかなか速いぞなこの船。
日の出を眺めながら朝飯。航海は一時間四十分もあるから退屈である。
靴脱ぐのも面倒臭いので履いたまま寝る。どのみち客室全般貸切状態。
定刻より少し遅れて福田港。中途半端に寝たおかげで素晴らしく眠い。
出口を左に曲がって R436 に入る。ってか姫路から続いてるんやけどな。
アップダウンは激しいけど 125cc のシグナスでエエぐらいの快走路。
速くも無く遅くてカッタリーって事も少なく大変ココチがヨロシあるね。
しきゃーも、天気もピーカン!文句云うたらバチが当たるってなモンだ。
ブチ寒いが。
小豆島町草壁本町で右折し r29 に入る。醤油工場を過ぎたらえんえん登り。
非力なシグナスなのでペースはノロノロ。景色眺めながらにはちょうどエエ。
ロープウェー乗り場のある紅雲亭に着くと観光バスの一団がたむろっていた。
前に来た時には、猿軍団が観光客を襲撃してる姿をよく見かけたのだが、
今回は姿カタチが見えない。もうサブイけん冬篭りでもしよるのかの?
んで、紅雲亭付近でポチポチと色付いたモノどもを撮ってみる。
ここいらでこんな色じゃと上登ったら散ってるやろなと思いつつ。( ̄▽ ̄;
一時間ほどウロチョロしながら撮りまくってからロープウェーに乗ると
乗客ワタクシ一人だけ。わははは、これぞ平日が休みの醍醐味である。(笑
五分ほどで寒霞渓山上。寒風吹き荒ぶイカにも冬の里山に来ましたってな感。
一応、展望する場に行ってホホゥと感嘆を打ったりカワラ投げしたりするも
別にメボシイ土産も無く速攻で裏八景遊歩道に足を踏み入れてみたんだが
落ち葉で滑る滑る。(笑
落ち葉どっちゃりの下が中途半端に石組みが入ってたりするのでカナリ滑る。
ツアーで来る軍団が揃いも揃って表十二景に向かうのはこの為であろうか?
(表十二景の遊歩道がどんな道か知らん人間の推測なので誰かご教授下さい。)
テクテク歩いてるとヘンテコな岩があった。松茸岩と云うらしいんやけど
どう見てもそんな高級そうな物体には見えない。なめこ岩でエエやん。(オイ
石門洞まで下るとソレはソレはスンバラシイ紅葉風景が広がっていた。
そして、またワタクシの貸切。なんて贅沢なんでしょう。フフフ
そのまま下ると紅雲亭のカナリ下の辺りに出てきた。徒歩で紅雲亭に戻る。
路線バスに抜かれた時にはシマッターと思ったが後の祭りであった。(涙
んで、再びバイクの人となり草壁まで一気に急降下。フロントが暴れる。
伸び側のダンピングがチーッとも効いて無い感じ。対策・・面倒くせ。(爆
草壁港の土産コーナーに置いてある一部で評判?の「恋の特効薬」を
先日破局した誰かさん用に買ってあげようかと思ったが、色んな意味で
毒入りな意に取られそうなのでやめておく。ワシも大人になったもんだ。(違
オリーブ園やクジャク園は大した事が無いのを以前経験済みなので飛ばして
土庄の街ん中になる世界一狭い海峡に行ってみた・・・・確かに狭かった。(略
昼メシでウドンを呑んだ後、一瞬四国高松に渡ってウドン屋巡りも考えたが
一寸北風が出てきたのでとりあえず帰る方向ってな訳で本州方向へ走り出す。
淡路島にもあるインチキ臭くて超デカイ観音様をチラッと覗くも有料に撤退。
大阪城残石記念公園ってな長たらしい名前の道の駅で小便垂らして大部港。
行きしなに泣く泣く諦めたオリーブラインに乗っておかんとな。(笑
出航直前、一瞬雪がちらつく。海も三角波がチラホラ。うーん、冬景色だ。
まぁ、三角波っちゅうても九四国道フェリーの豊予海峡から見れば凪じゃけど
同時乗船の一般客の一部は少しビビッていた模様だ。酔う人は大変ねぇ。
不思議と海上で岡山県に入った辺りからベッタベタの凪になる。つまんねぇ。
小一時間で日生港に到着。ここからフツーに浜国道で帰ってもしゃーないなー。
そんな想いを抱きつつも備前経由もいつも通りなので浜手から帰る事にする。
そんな浜国道 R250 をスルスルーっと快走して日没前に道の駅相生ペーロン城。
なんだかとても寒いのでペーロン温泉に突撃。一時間半ほどゆったりした。
思ったよりエエ湯で中々良いんではないんでしょうかねぇ。 650 円
そんな感じでダラダラしてると麻里選手から入電。
「Wii 買ったから遊びに来い!来なきゃ夜這いに行く」なんて恐ろしい文面が。
後ろの貞操は死守したいで候なので脅えながら姫路市内までかっとんで行く。
二時間ほど Wii で遊び倒してから麻里選手のオカンと弟と一緒に晩飯を頂く。
その後、麻里選手と弟が更に Wii で遊んでいる部屋の隣で麻里母と国営放送
キャンディーズの特集番組を見る・・・・人の家でナニ見てるねんワシ。(笑
麻里母はランちゃん派らしい。色々解説ご教授をしていただいた。
最後までキッチリ見て帰宅。(笑
走行 182km 無給油
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2006/12/06 追記
ノチノチ調べてみたら小豆島急行フェリーもオリーブラインも船の大きさ変わらんねんな。
しきゃーも、宇高よりたこフェリーの方がデカイって・・・乗った感じと実際の差ってナニ?
まぁ、大体ドレも千トンクラスでござるが。
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四国フェリー(小豆島急行フェリー)
http://www.shikokuferry.com/
瀬戸内観光汽船(オリーブライン)
http://www.setouchi-kankokisen.co.jp/
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