Toy'z Factory Online

ドイツで行われるフォトキナにあわせて各社色んな物を発表しとりますが
PENTAX K-5 のパッと見だけど出来が良さそうやなーと思えたその脇から
約4,600万画素 SIGMA SD1 発表！
構造上、凄く色が鮮明に出て実質 500 万画素なのに恐ろしい画を出していた
(カタログの画で 500 万画素機と看過出来る人を私は知らない。) SD14/15 を
実質 1500 万画素まで引っ張りあげたんだから、発売されればスゴイやろなぁ。
ちなみに、普通のデジカメのセンサーと SIGMA のデジカメのセンサーは構造が
全然ちごて、普通のは平面に赤緑青が千鳥格子に並んで 4 画素で 1 ユニットとして
受光し(緑緑赤青)、そこから補間演算をして各色を出していくので偽色が出易く
その対策としてローパスフィルター必須となり、解像度が落ちる・・・らしいです。
ま、画素数をバンバン増やして解像度を上げちゃえばオッケーと力技がイケル。
SIGMA の Foveon X3 ってセンサーは赤緑青が垂直に三枚重ねに配置されて受光する。
つまり補間演算が要らぬので偽色も出ず、フィルターも要らないから解像が出る。
ただシリコン三枚重ねなのでナカナカセンサーの改良がし辛く、高コストらしい。
ま、クルマの世界でのレシプロとロータリーみたいなモンなのですよ。
マルチシリンダーでハイパワーを狙うレシプロとマツダ一社でコツコツ改良を続ける
ロータリーのような感じで、開発速度の遅さとかアル安っぽさとかソックリですが
唯一孤高のカリスマ性みたいなトコロに惹かれるのが数寄モノの心なんでしょうな。
まぁ、普通の人が買えるような(扱えるような)モンじゃないからいいんだけどね。
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シグマ、約4,600万画素・防塵防滴ボディの「SD1」
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100921_394996.html